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コラム

土地家屋調査士をどこで開業するべきなのか？
今まででしたら地元で開業するのが当たり前で、
縁のないような場所で開業することを考える人なんて少数派だったでしょう。
でも、これからは仕事のある場所で開業するような時代になっていくのでは？

政府の統計から、平成２４年の表示に関する登記の申請件数を都道府県別に拾ってみました。
今の時点で年次統計が発表されていないので、月次統計を拾っていかないといけないので大変でしたよ・・・。

平成２４年の表示に関する登記の申請件数が多い順に
１位　東京　　　２２１，４３２件
２位　愛知　　　１７０，４８６件
３位　神奈川 　１４７，７３２件
４位　大阪　　　１３８、２５０件
５位　埼玉　　　１２９，５９４件
となっています。
全都道府県のランキング表をこちらに作成していますので、興味あるかたは見てください。

そして、都道府県別の土地家屋調査士の会員数。
これは平成２４年４月１日現在のもの
１位　東京　　　１，５２０人
２位　愛知　　　１，１１４人
３位　大阪　　　１，１０３人
４位　神奈川　　　 ８９８人
５位　埼玉　　　　　８６８人
となっています
こちらも都道府県別にランキング表をこちらに作成していますので、よければ是非ごらんください。

全ての表示に関する登記の申請を土地家屋調査士が行ったものではないので、申請件数を会員数で割っても、調査士一人あたりの申請件数をはじき出せるわけではありませんが、
本人申請の割合は都道府県によってさほど変わることはないと思うので、こういった都道府県ごとの比較には使える数字でしょう。

では、土地家屋調査士一人当たりの表示に関する登記申請のランキングです。
上位１０はこちら。

	都道府県	一人当たり件数
１位	和歌山	677.80
２位	鳥取	538.68
３位	島根	473.50
４位	高知	446.11
５位	青森	383.11
６位	三重	381.20
７位	宮城	363.87
８位	富山	348.74
９位	山形	312.53
１０位	宮崎	310.84

そして、下位１０はこうなっています

	都道府県	一人当たり件数
３８位	愛知	153.04
３９位	埼玉	149.30
４０位	東京	145.68
４１位	福岡	139.24
４２位	愛媛	137.53
４３位	香川	134.67
４４位	京都	132.04
４５位	大阪	125.34
４６位	沖縄	124.85
４７位	福井	123.03

これも全都道府県について表を作成していますので、こちらをご覧ください。

当事務所は大阪にあるんですが、
なんと首位和歌山の１８．４％になるんです。
和歌山って隣の県なのに・・・

これは、ホントに移転を考えるレベルですよ。