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コラム

この前「司法書士試験を受け続ける男」として紹介した30才のA氏ですが、あまりに出会いがないということなんで一人の女性を紹介してみました。
あ、コンパではないですね。紹介です。タイトルに偽りアリです。
A氏はなかなかの男前で、身長も高いので女性受けもいいとは思うのですが、実際のところどんな感じだったのでしょうか。
私が紹介したのは20代前半の販売員さん。「10才上までいけますよ！」と、年上好きのB子さんです。とっても明るく元気で素敵な女の子なんで、なんとかうまくいってほしいものです！

さぁ、実際のところ、司法書士の補助者は出会いの場ではどんなんなんだ？
やっばり合格までは遊んだらダメなのか？！彼女を作ることも許されないのか？？

早速コンパ中継に入りますが、全部をお伝えするわけにもいかないのでダイジェスト版でいきましょう。
で、脚色しないとヒドイことになるので、実話をもとにしたフィクションで。サンドニの悲劇な感じでいきましょう！

まずは前半30分の出会いのシーンです。A氏は忙しい司法書士事務所に勤めていまして、当日は30分の遅刻です。お店は、なじみの梅田のブラッスリーブー。

A氏「遅くなってすみません。はぁ……はぁっ……」

イワモト「走ってきたの？」

Ａ氏「はぁっ、はぁ…。はぁ。改札からダッシュしてきました。はぁっ…」

イワモト「とりあえず落ち着いて、ビールでいいの？」

A氏「はぁっ…。ほんますんません、ビールお願いしますっ」

イワモト「店長〜！、ビールお願い！えっとね、この子がＢ子ちゃん。販売員やってる。平成生まれだって。」

A氏「はぁっ…え？平成っすか！？めっちゃ若ないっすか？」

イワモト「すごいっしょ？でも、もう24才以下ってみんな平成生まれなんよなぁ…Ｂ子ちゃん、A君ね。俺の後輩です。真面目で優しくて、めっちゃいいヤツ。」

B子「よろしくお願いしますo(^▽^)o」

ー書いてても思ってるんですが、
これ全然面白くないですね…。まぁ、いいや。続けましょう。
では、司法書士の補助者がどんな話をするのか、前半42分の自己紹介シーンのリプレイをどうぞー

B子「Aさんってなんのお仕事されてるんですか？」

A氏「えっとぉ…、司法書士事務所で働いてる」

Ｂ子「へぇ…。何するんですか？」

A氏「ん〜、司法書士って知らない？」

B子「はい。すみません。」

A氏「いや、そもそも、俺は司法書士じゃないし。」

B子　!?(・_・;?

A氏「え〜っとさぁ、所有権とか分かるかな？例えばさ、家とか買うでしょ？そしたら、誰が所有してるとかね、書くんよ。登記簿っていう、簿冊みたいなんに、そんな仕事。」

Ｂ子「はい…」

A氏「あ、全然わからんかな？え？説明おかしいっすか、イワモトさん？」

イワモト「う〜ん、俺も自己紹介って困るなぁ。最近は不動産周りの法律関係って言うかな…。調査士だし、俺。よけいマイナーやもんなぁ」

A氏「あ、そうそう、B子ちゃん、過払いブームってあったの知らない？債務整理とか…」

B子「ブームですか？カバライですか？ちょっと全然わからないです、ごめんなさい…。たぶん、難しい仕事なんですよね？？」

A氏「う〜ん…。そうやね…」

B子　(´・_・`)

イワモト「無理だね、仕事の話…」

A氏「ちょっとトイレに行っていいっすか？」

イワモト「どうぞ。」

B子「イワモトさん、すみません、私、常識無さすぎですかね？」

イワモト「いや、わからんでしょ、普通。いいよ、こんな話やめようよ。」

ーこんな感じで全く盛り上がりに欠けるままハーフタイムに突入。ロッカールームでの指揮官の指示は、「相手の若さに怯むな！お前には経験がある！それに、相手には全くやる気が感じられない！（いいのか、それで？）だから、勝てる！とにかく、気持ちでは絶対に負けるな！足を止めるな！」ー

イワモト「B子ちゃん、酔ってきた？けっこう顔赤いよ。ま、いいけど。で、なんかA君に質問したげてよ。」

Ｂ子「う〜ん、そうだっ！土日休みですか？」

Ａ氏「うん。B子ちゃんは？土日休み？」

B子「私、土日じゃないです」

A氏「そうかぁ…」

B子「はい…そうですね…」

A氏「イワモトさんは？」

イワモト「え？俺？？」

ー指揮官は苛々を募らせ、テクニカルエリアギリギリで猛烈に檄をふるいます。攻めろ！攻めろ！ー

イワモト「あ、A君サッカーやるよ。フットサルとかなぁ！めっちゃ爽やか。どうよ、それ？」

B子「ホントですか？！私もサッカー好きですよっ！」

A氏「あ、ホント？んじゃ、好きなサッカー選手とかいるの？」

B子「めっちゃ普通すぎるんですけど、中村憲剛？」

A氏「憲剛？普通、それ？」

イワモト「全然普通ちゃうやろ。」

B子「え〜、そうかな？めっちゃカッコいいですよっ！」

A氏「まぁ、ルックスは微妙だけど…憲剛はセンスあるよね」

イワモト「うん。センスいいわ。前に運べるしね」

A氏「ですね。ミドル撃てるしね。」

イワモト「ちょっとのっぺりしてるよね」

A氏「ですね。あ、そういや、マンUめちゃ残念っす。」

イワモト「ナニの退場がなぁ」

A氏「あれねぇ。ナニなんすかね」

イワモト「ナニそれ？かけた？」

A氏「まさか！イワモトさん、かけたっしょ？」

B子　。・°°・(＞_＜)・°°・。

ーあかんあかん…攻めろ！攻めろ！相手は足が止まってるぞ！自陣でボール回してる場合か〜っ！ー

イワモト「B子ちゃん、どんな男がいいんよ？」

B子「え〜、優しくて気配りできて真面目な人ですね」

イワモト「おぉっ、そんなんでいいの？A君全部当てはまるよな？俺も全部当てはまるけど…」

Ａ氏「いやぁ、気配りは苦手っすね…」

ーマジか？？？ー

B子「イワモトさん、私、明日仕事早いんですよね…」

ーえ〜、帰るんかい！てか、仕事早くないやろ！！ちゅうか、トイレ長かったから、ロスタイム結構あるはずなんだけどっ！！ー

イワモト「あ、そうやんね。俺らもうちょっと飲んでるし、先帰っていいよ」

B子「すみません、お先に失礼します」

イワモト「んじゃね、気をつけてねぇ」

ーうわぁ〜、終わったぁ…。なにこれ？？惨敗？？ー

イワモト「いやぁ、アウェーやったなぁ」

A氏「アウェーゴール欲しかったっすね…。でも、たぶんわかりましたよ。2ndレグいける気がする」

イワモト「え？ないよ、そんなの」

A氏「え？ないんですか？」

イワモト「ないよ、そんなの。どう見ても分かるじゃん」

A氏「うそ〜ん…。無いっすかね…」

イワモト「無いね。」

A氏「そうですよね…」

イワモト「そりゃね…」

A氏「やっぱり勉強集中しましょうかね」

イワモト「それやね。早く合格しようよ」

A氏「それですよね…」

イワモト「そうそう、頑張ろっ」

A氏「ナニ、退場っすかね、あれ」

イワモト「あれは無いよなぁ…。レアルかなぁ、今年はなぁ…」

A氏「バルサ無さげですもんね。」

イワモト「レアルやろなぁ」